陶器の修理にはレジンが使える?修復の可能性と注意点を解説

公開日:2023/12/15


通常、食器が割れたら捨てられます。ただし食器のなかでも、一つひとつ手作りでつくられる陶器は貴重品です。そのため修理して、つないで元通りにして使われます。では、陶器は一体どうやって元通りにできるのでしょうか。今回は、陶器の修理にはレジンが使えるのかについて詳しく紹介します。

陶器修理にレジンは使える?

陶器修理にレジンは使えるのでしょうか?こちらではレジンについての説明と陶器修理にレジンは使えるのかについて詳しく紹介します。

レジンとは何か?

レジンとは、英語で「樹脂」のことです。一般的に日本でいうレジンとは、天然樹脂と合成樹脂を含めたすべての樹脂のことです。

レジンの種類とは?

レジンには次の種類があります。

・ナチュラルレジン:天然樹脂が成分のレジン
・セティックレジン:合成樹脂が成分のレジン
・レジンキャスト:義歯の材料になるレジン
・UVレジン:紫外線硬化樹脂。紫外線を当てることで5分ほどで硬化するレジンです。手作りアクセサリーによく使われています。
・エポキシレジン:A液とB液の2つを混ぜることで硬化するレジンのことです。エポキシレジンも手作りアクセサリーに使われます。
・LEDレジン:LEDライトを当てることで硬化するレジンのことです。LEDレジンも手作りアクセサリーに使われます。

陶器修理にレジンは使えるのか?

結論からいうと、レジンは使えます。現在も「金継ぎ」という接着方法にレジンが使われ活躍中です。金継ぎには、漆・天然樹脂・合成樹脂が接着剤として使われます。

レジンを活用した陶器修理のメリットとデメリット

レジンを活用した陶器修理にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?こちらで詳しく紹介します。

接着時間が短くて済む

UVレジンを使うと、最短約5分ほどで陶器をつなげることができます。他の接着材だと、乾燥まで24時間ほどかかります。

耐水性が高い

レジンは硬化するとプラスチックのようになり水を通しません。水に溶け出すこともありません。陶器に汁物を盛り付けることも可能です。

修理箇所を目立たなくすることができる

レジンは一般的にクリア(透明)なので、どこを修理したのかわかりません。修理箇所がわからないので、陶器をそのまま食器として使うことができます。

細かい部分までは浸透できない

レジンは粘性が高く、浸透性が悪いという特徴を持っています。割れた箇所に塗ってつなげることはできますが、浸透性が非常に悪いので細かい部分までには浸透してくれません。

変色が起こることもある

レジンは使って数年経ったり、色が濃いものに触れ続けていると変色してしまうことがあります。

酒器などの修理には向いていない

レジンはこれまでアルコールに対する耐性にはまだ正確なエビデンスがとれていません。そのため酒器などの修理には使わない方がよいでしょう。

陶器修理にレジンを使う注意点と成功のポイント

陶器修理にレジンを使う時にはどんな点に注意すればよいのでしょうか?また成功のポイントは一体どんな点なのでしょうか?こちらで詳しく紹介します。

レジンを使用する時は必ず換気をする

レジンを使用する時には必ず換気をしましょう。理由は、レジンには独特の臭いがあるからです。人によっては、レジンの臭いで気分が悪くなることもあります。

レジンを使用する時は直接肌に触れないようにする

レジンを使用する時には直接肌に触れないようにしましょう。理由は、人によってレジンの成分が付着することでアレルギー反応が起こるかもしれないからです。アレルギー反応が起こると、炎症や強烈なかゆみが発生します。

成功のポイントとは

レジンを使って陶器の修理を成功させるポイントは、接着面をきれいにしてからレジンを塗ることです。陶器の割れ目には、ホコリ・汚れ・水分・油分が付いていることがあります。これらが付いたままレジンを塗ってもつながらないかもしれません。接着面をきれいにしてからレジンを塗るようにしましょう。そうすることでレジンの高い接着力が、陶器をしっかりとつなげます。

まとめ

今回は、陶器の修理にはレジンが使えるのかについて紹介しました。今回のポイントをまとめると、陶器の修理にはレジンが使えるのかについての解答は、陶器の修理にはレジンは使えるということです。ただしレジンにはさまざまな種類があります。そのため修理を検討中の陶器に合うレジンを使用されることをおすすめします。

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